15年に1度の高金利と言われている米国債。
500万円を30年間5%で運用するだけで2000万円超えとのこと。
30年後は死んでる。なんて人はやっても損かもしれませんが、国債なので、アメリカが亡くならない限り損することは少ないでしょう。
懸念は円高の場合5%分がマイナスになる可能性もゼロではないこと。30年後の為替を読むことは難しいので、そこはかけかもしれません。

また、物価の上昇で2000万円の価値がどのくらいか？も懸念されます。
ここ数年で食品の値段がかなり高騰。ガソリン・水道・光熱費も軒並み上がっているので、30年後が読めない事実もふまえて投資するのがいいでしょうね。

これまで信用されていたフィッチが米国債の格付けを引き下げたことは、市場にとって驚きのニュースだ。しかし、エラリアン氏の指摘通り、この格下げが実際に市場に大きな影響を与えることはないかもしれない。どのような影響があるか？

米国債は世界の基軸通貨である米ドルの信用を裏付けるもので、多くの国や投資家が保有しています。

米国債の格下げは、米国の財政状況が悪化していることを示すもので、米国債の価値や信用が低下する可能性があります。その結果、以下のような影響が考えられます。

①米国債の利回りが上昇する：格下げにより、米国債のリスクが高まるとみなされるため、投資家はより高い利回りを求めるようになります。利回りが上昇すると、価格は下落します。また、利回りが上昇すると、借入コストも高まります

②米ドルが下落する：格下げにより、米ドルの信用が揺らぐとみなされるため、投資家は他の通貨や資産に逃避するようになります。米ドルが下落すると、輸入品の価格が上昇し、インフレ圧力が高まります

③世界経済に悪影響を及ぼす：格下げにより、米国債を多く保有する国や機関は損失を被る可能性があります。特に中国や日本などの主要な債権国は、米国債の価値低下により外貨準備や財政収入に打撃を受ける可能性があります。また、米国経済が減速すると、世界経済にも波及する可能性があります

米国債の魅力

①利回りが高い：米国債の利回りは、日本国債や欧州債に比べて高く、3〜4％程度。金利が低い日本では、米国債は魅力的な投資先と言えます。

②信用力が高い：米国債は、米国政府が利子や元本の支払いを保証しており、世界の基軸通貨であるドル建てで発行されています。そのため、信用リスクが低く、安全な資産として評価されています。

③流動性が高い：米国債は、世界中で取引されており、市場規模も大きいです。そのため、売買しやすく、手数料も安いです。

米国債デメリット

①為替リスクがある：米国債はドル建てであるため、円との為替変動によって収益が変わります。円高になると損失を被る可能性があります。

②金利上昇リスクがある：米国債の価格は金利と反対に動きます。金利が上昇すると価格が下落し、損失を被る可能性があります。コロナ禍からの経済回復に伴って、金利上昇の圧力が高まっています

米国債への投資はメリットもデメリットも踏まえたうえで
投資していきたいですね。

今は、円安傾向にあるため、売却時が4%分の利益超える円高の場合、そのままドルで運用していくといいですね。
為替のタイミングをしっかり見て運用していきたいですね。